ゆかり®の誕生

ゆかり®の誕生

1970年当時、梅干の色付けのための赤しそに注目し、これを使ったふりかけが出来ないものかと開発を重ね、わが社固有の味で調味・乾燥して製品化しました。最初は業務用として大袋に詰めて販売を開始し、次第に市販用としても展開していきました。

最初の問題

発売当時の原料は、完全というにはほど遠いもので、一番の問題は色や香りでした。この色と香りを良くするには、大変な労力を必要とし、私たちの頭を悩ませることに…。

上質な原料を求めて

上質な原料を求めて

そこで当社は、色、香りの良い良質な原料を仕入れるため、何度も生産地に足を運び、生産者との研究会や話し合いを行ない原料の質の向上をはかりました。
その効果はやがて現れはじめ、生産者の品質管理も徹底されるようになり、現在ではわが社に入荷する原料は、優れた品質を保っていると自負しています。
また2000年には、約20年にわたり改良・研究を重ねて開発した登録商標「豊香®」を品種登録しました。

売れ筋ナンバー1

実を言えば、発売当初から大ヒットしたわけではありません。当時、圧倒的に売れていた瀬戸風味®、かつおみりんなどにはかなわなかったのですが、じわじわと売れ始めました。その後、順調に売り上げを伸ばし、今ではわが社の代表的な商品になっています。