すじ青のりの陸上養殖

安定供給するための陸上養殖に着手

室戸海洋資源開発センター室戸海洋資源開発センター
自然界で収穫される「すじ青のり」が減少している中、安定供給するための取り組みとして、現在当社が指定管理者として運営している高知県室戸市の「室戸海洋資源開発センター」で、2015年4月から「すじ青のり」の陸上養殖を始めました。
走島海洋資源開発センター走島海洋資源開発センター(2020年5月)
室戸海洋資源開発センターで培った養殖ノウハウを生かして、広島県福山市走島町に「走島海洋資源開発センター」を建造し、2020年6月から「すじ青のり」の陸上養殖を開始しました。
陸上養殖することで、一年を通して収穫できることと、夾雑物(きょうざつぶつ)が混入しにくいメリットがあります。

2020年10月の走島海洋資源開発センターの様子

2020年6月から開始したすじ青のりの陸上養殖は、既に何度かの収穫を迎えることができ、順調に進んでいます。

三島食品は“素材と素材を生かす加工にこだわる食品メーカー”であり続けるとともに、原料である素材の品質維持と安定供給を自らの手で確保する取り組みを推進しています。

収穫量が減少している「すじ青のり」

すじ青のりの生産量の推移グラフ

グラフのとおり2017年からすじ青のりの収穫量が減少しています。
減少した明確な要因は特定されていませんが、地球温暖化により海水温が下がらないこと、栄養不足等が挙げられています。

私たちの身近にある海藻について

私たちの身近にある海藻

『青のり』と呼ばれるものは、主に「すじ青のり」や「うすば青のり」等があります。
『青のり』として使用される海藻の中でも特に「すじ青のり」は香りが強く、色が鮮やかな緑色になるために高級品として取り扱いされています。

「すじ青のり」の生産量は、地球温暖化等の影響により収穫量日本一の徳島県を始めとして全国的に年々減少しており、それに伴い価格は上昇しています。

三島食品の商品に使用している「青のり」

すじ青のり

すじ青のり写真引用元:室戸海洋資源開発センター

汽水(淡水と海水が混じりあう)~海水でみられ、長いものでは1mを超すものもあります。
藻体の太さは基部から先端にかけて変わらず、分枝することが多いです。青のり類の中では最も高級で、熱を通すことで香り高くなります。

当社こだわりの『青のり 2.2g』は国産「すじ青のり」のみを使用しています。

「すじ青のり」と異なる品種

うすば青のり
うすば青のり写真引用元:海藻・海草標本図鑑
「すじ青のり」や「ひら青のり」と異なり、藻体の上部は葉状、膜状になります。あおさと似ていますが、れっきとした『青のり』です。
当社ではふりかけなどの一部商品に、本種を使用しています。
ひら青のり
ひら青のり写真引用元:海藻・海草標本図鑑
「すじ青のり」と間違われやすい種類です。
藻体は基部から上部にかけて太くなり、基部付近に分枝を持つという特徴があります。
当社ではふりかけなどの一部商品に、本種を使用しています。